北川 健太
ウェルネストレーニング教室 谷町校 教室長
メッセージ
「僕が一番困ってるんや!」
ある男の子が私に言ったひとことに改めて
「『困った子』はいなくて、『困っている子』が目の前にいるのだな」
と思った瞬間でした。
一生懸命「成長したい!」「想いを伝えたい!」と思いながらも表現が不器用で伝わらない子ども達。
そんな不器用さが、目や体がうまく使えていない事で引き起こされている現状を知り、一人でも多くの「困っている子ども達」の助けになればと思い活動しております。
ぜひウェルネストレーニング教室を活用していただき、お子様の成長はもちろん、保護者やおじいちゃん、おばあちゃんも含め、あらゆる世代が健康に能力発揮できる毎日をお過ごしいただきたいと思います。
インタビュー:北川健太トレーナー
聞き手・構成/住友大我(MWT協会)
― まずは、北川トレーナーの経歴も含めて、自己紹介をお願いします。
北川 大阪の体育大学を出まして、最初は全く違う仕事に就いていたのですけど、2009年12月~約10年間は京都の幼児教室でビジョントレーニングとメンタルトレーニングのレッスンを担当していました。その教室を退社したのが2020年3月で、1年ほどブランクはありましたが、この度、ウェルネストレーニング教室谷町校から声を掛けて頂いたのを機に、2021年6月~教室長兼トレーナーとして勤務しています。
― このインタビューは2021年12月に収録しているため、谷町校を開設してから6か月ほどの時期ですが、教室の状況はいかがでしょうか?
北川 教室開設当初から新型コロナウイルスの問題があったので、感染状況などを見ながら運営してきた感じですが、7月に夏季短期集中講座を開催して、そこから通室してくださる方が増えてきました。
― 谷町校には幅広い年齢の方が通われていると思いますが、それぞれの通室目的などについて教えてください。
北川 就学前のお子様は、発達的なことを意識して通われている方が多いです。小学生のお子様ですと、例えば運動が苦手で、だから身体を動かすことや目でボールを追うことが、もっとうまく出来るようになりたいとか。中学生だと、受験などを意識して勉強に繋がるように。大人の場合は、具体的に目指しているものがある方も多いので、そのために自分の能力を発揮して夢を叶えたいというような感じです。
― 北川トレーナーは、ビジョントレーニング以外にも、メンタルトレーニングや、脳波を計測するニューロフィードバックトレーニングの指導経験もありますから、色々な目的の方に対応できますよね。それでは最後に、皆様へのメッセージをお願いします。
北川 これまでも、お子様から大人まで色々な方のトレーニングに携わってきましたが、その中でも特に印象に残っている事例を紹介します。前職で勤めていた京都の教室に、1年、2年と通ってくれていた小学生の男の子がいて、その子がある時「僕が一番困っているんや」と訴え掛けてくれたことがありました。私の恩師も「困った子がいるのではなく、困っている子がいるだけ」と仰っていたのですけど、その意味を心から実感できた出来事というか。自分の言葉で困り事を伝えられただけでも、ものすごい成長だとは思いましたが、それを聞いた瞬間、この問題を解決するための手助けをしてあげられれば、すごく生きやすくなるのだろうな。そのためには、自分もトレーナーとして、もっと勉強しないといけないし、もっと学ばないといけないと意識が変わるきっかけになりました。その子が5年生になった時、塾に通い始めたのですが、そこでも、こんなことが出来るようになった、あんなことが出来るようになったと報告してくれて、結局、私が辞めるまで教室に通ってくれていたのです。ですから今後も、子供から大人まで、困り事を抱えていたり、目標に向かって努力していたりする皆様の力になれれば嬉しいですし、色々な成果を聞けることは私の励みにもなるので、そういう方を一人でも多く増やしていきたいと思います。
ぜひお問い合わせください!